【会員対象】第2回家族定例会(2月21日実施)

2月21日(金)10:00~12:00に、第2回家族定例会を開催しました。

この定例会は、障がいを持っていたりひきこもっていたりする子ども(当事者)のケアをしている家族が集まって、お互いの状況を話したり新しい情報を共有したりする場です。

全体的な流れとしては、以下のように進行しました。
・親なきあと支援の報告
・グループワーク(近況報告や相談など)
・グループワークのまとめ

まずは親なきあと支援の報告しました。そして、本年度実施した「家族リカバリープログラム」についての説明をさせていただき、家族と専門家が一緒に歩むことの大切さを再確認しました。

続いて、グループワークを実施。
・知的障害に関するテーマ
・精神障害に関するテーマ
・発達障害に関するテーマ
・ひきこもりに関するテーマ
以上のグループに分かれ、参加者さんやご家族、子ども(当事者)の近況や悩み事、気になることについて話し合っていただきました。
どのグループも、世間話をまじえながら和気あいあいとした雰囲気でお話しされていました。

話に花が咲き、グループごとに様々な意見があがったようでした。例えば「ひきこもりは障害ではないので福祉サービスが利用できず、親が動かなければいけないのが大変」「親世代が高齢になってからの問題(住まいや相続、遺言書)をどうすればいいか悩んでいる」「成年後見人について気になる」「『ライフスタイルカルテ』という、親が亡くなった後にそれを見れば子供がどういう暮らし方をしているかわかるカルテをみんなで作ってみたらどうか」などです。

カルテの作成や親の介護施設の見学、成年後見人制度についてなど、今後の活動の参考になるアイデアをたくさんいただけました。

参加された方からは、「ほかの人の話は参考にもなり励みになる、悩みが共通していて勇気づけられる」「今後も皆さんと繋がっていたい」「子どもとのの接し方について、母親と父親の接し方、感性が違うことに気づいた」「みなさんの話を聞いて、我が家にも取り入れてもいいなと思うことがあり、実践してみたいと思った」などの感想が寄せられました。